日別: 2017年5月26日

フグに雑種が増加中

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 教育機構水産大学校(山口県下関市)の高橋洋准教授(集団遺伝学)の調査によると、食用の「ゴマフグ」と「ショウサイフグ」による雑種のフグが太平洋沖で増加しているそうです。

 ゴマフグとショウサイフグは共にトラフグの仲間で、ゴマフグは主に日本海に、ショウサイフグは太平洋側に生息しています。しかし、温暖化の影響で海水温が上昇、生息域が広がったことで雑種が増えたと見られます。

 自然界でフグの雑種が見つかるのは1%以下と言われていますが、高橋准教授らが2012年から3年間に渡る調査では、太平洋沖で水揚げした252匹のうち半分以上の149匹がゴマフグとショウサイフグの雑種だったと言う事です。

 ふぐの雑種が何故問題になるかというと、「雑種は体のどこに毒があるかはっきりしていない」のだそうです。そのため、雑種は市場で模様などの外見で判別、人間が手作業で選別して廃棄していると言う事です。しかし、中には判別しづらい個体もあり、今後雑種が増えると選別をすり抜けて紛れ込む恐れがあると懸念されています。

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