日別: 2014年4月6日

将棋電王戦、今年もプロ棋士が負け越し

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 コンピューター将棋ソフトとプロ棋士の間で競われる5対5の対抗戦「第3回将棋電王戦」第4局が5日、神奈川県小田原市の小田原城で行われ、一丸貴則さんが開発したソフトのツツカナが森下卓九段(47)を破り、通算3勝1敗として、ソフト側が最終戦を待たずに勝ち越しを決めました。

 第1局は3月15日に東京都江東区の有明コロシアムで行われ、菅井竜也五段(21)が、竹内章さん(45)の開発した「習甦(しゅうそ)」に敗北。第2局は3月22日に東京都墨田区の両国国技館で行われ、磯崎元洋さんと岩本慎さんが開発した「やねうら王」が佐藤紳哉六段に勝利して勝ち越しに王手。しかし、3月29日に大阪市阿倍野区の「あべのハルカス」で行われた第3局で、豊島将之七段(23)が山下宏さん開発のソフト「YSS」を破り、棋士側が初勝利をあげてソフトの勝ち越しを阻止してしました。

 昨年の第2回はソフトが3勝1敗1分けで勝利。今シリーズは、棋士が本番と同じソフトで事前研究できるルールに変更されるなど、前回に比べて棋士側に有利な条件になっていましたが、それでも負け越しが決まり、日本将棋連盟の谷川浩司会長は「強力な布陣をそろえたが、負け越しは残念。コンピューターの強さをあらためて受け止めたいと思います」とコメントしています。

 ソフトの進化に人間がついて行けていないようです。今後もコンピューターはハード、ソフト共に進化し続けるでしょうから、人間では歯が立たなくなるのも時間の問題かも知れません。

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